HDDの消せないパーテーションを消す方法
状況
PCのディスクHDDを初期化して再利用したいのに、Windowsのディスクの管理では消せない領域がある場合があります。
そんな時には「ディスクの管理」のコマンド版のようなツール「diskpart」を使うとハードディスクの消せない領域を消すことができます。
まずは、ハードディスクが接続されていることが条件です。
処置
1.DiskPartを起動する
Windowsロゴ + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」に「diskpart」と入力し、「OK」をクリックします。
又は、Windows10のタスクバーの「ここに入力して検索」という検索ボックスにdiskpartと入力し、diskpartを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
2.接続されているハードディスクを表示する
diskpartの画面が開いたら、「list disk」と入力してEnterを押します。
PCに接続されているハードディスクやSSDなどのストレージが確認できます。
3.消したいディスクを選ぶ
次に消したいディスクを選択します。例えばディスク3を消す場合は「select disk 3 」と入力しEnterを押します。
ディスク3が選択されました。と表示されます。
4.パーテーションを表示する
選択したディスクのパーテーションの状況を確認します。パーテーションの一覧は「list partition」と入力してEnterです。
「ディスクの管理」では消せない部分を消していきます。
5.消したいパーテーションを選ぶ
例えば4番の「回復」のパーテーションの選択は「select partition 4」と入力してEnterを押します。
パーティション4が選択されます。
6.パーテーションを消す
希望のパーテーションが選択されたので、最後にパーテーションを消すコマンド「delete partition override」を入力します。
「Diskpart選択されたパーティションを正常に削除しました」と表示されたら完了です。
後は他の領域も同様に、選んで、削除を繰り返します。
「select disk」や「select partition」を行ったら、「list disk」「list partition」を行い「*」印の位置を確認します。「*」がついているディスク・パーテーションが選択されていることが確認できます。
以上
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